March 25, 2005

3 月 25 日、「歩きながら考える」の2号発行記念パーティを開催した。


場所は新宿ゴールデン街、
無銘喫茶というちいさなバー。
店ごと借りきって
私たちが一日店長になれるシステム。

パーティの日時を決めてしまったのに 2号の入稿が遅れに遅れ、 印刷がぎりぎりだったので、 本誌の到着がなんとパーティ当日(!)。 お店の鍵をもらってから、まず新宿5丁目のクロネコヤマト配送所まで本誌を取りに行く。 開店前の薄暗いバーの中で、どきどきしながらダンボールを開封。
茶紙をびりびり破いて、アルカン2号と対面する。

やっと・・・会えたね!
DONA さんの描いた細密で幻想的な表紙イラストが、裸電球のあたたかい光のもと、くっきりと浮かび上がる。今回は、前号と違う紙を使ったりしたので、表紙や写真など印刷のクオリティが気になっていたのだけれど、なかなか上々の出来上がり。

ホッとした。安堵のため息。
じっくりもう一度読みたいような、もう見たくないような、複雑な気持ちになる。


7時半を過ぎるとぽつぽつパーティのお客さんが入りだす。
メンバーの MINA さんが手作りしてきた手料理でもてなす。 きんぴら・胡麻和え・ローストポーク。
そして持参の日本酒と焼酎をふるまう。






ゴールデン街は独特の昭和的空気と
場末っぽいたたずまいがあるので、
初めての人にはとっつきにくい雰囲気だけれど、
店に知っている顔が次々に集まってくると、
急に親密でアットホームな空気が流れ始めた。

一安心。やっぱりパーティというのは、
会場や名目や主宰者より、
そこに集まる人が大事なんだなあ、と実感。



とくに スーパースクール 関係の方々、古本ユニット・ ブックピックオーケストラ 関係の方々、そしてアルカン憧れの(あるいは心のライバルの)インディー誌、 spore の方々にたくさん来ていただき、 一緒に 2 号発行をお祝いしていただいて、本当に嬉しかった。
本誌の出来上がりもさることながら、こうやって本誌を通じて素晴らしい出会いがあるからこそ、やっている甲斐があるのだろう。


カウンター内でお酒をサーブしつつ、飲み、食べ、新たな人と出会い、久しぶりの人とも会い、何度もアルカン2号の紹介をし、思いがけず濃い恋愛トークをし、野望を語り合い、暴露話を交互にし合い、ほめられ、けなされ、爆笑と感激と納得と弁解と反省を繰り返し、夜が更けていく。


終電がなくなった後の店には、
なんだか「一体感」と言うか、
共感と諦めの入り混じった気だるいグルーヴが広がっていた。

それが何とも心地よく、 2 号が出来上がった喜びと次号の構想を膨らませながら、 私はいつまでもそこにいたいような気分になっていた。




夜明けまで付き合ってくださった優しいみなさんに多謝。


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